人生を変えるマンガに出合いた!
どうも、ワードマイスターおまろです。
当時、King & Princeの平野紫耀さんが主演を務め、話題を呼んだドラマ『クロサギ』。
伝説の詐欺師・黒崎が、進化を遂げて令和の漫画版『クロサギ再起動』として帰ってきました。
今の日本が直面している「18歳成人」という大きな転換点と、そこをハイエナのように狙う詐欺師たちの最新手口が、血の通ったリアリティさを持って描かれています。
この記事では、なぜ今この漫画を手に取るべきなのか、以下の3つのポイントに絞って解説します。
- 上京の「開放感」と「下心」を狙い撃つ、キャンパスの罠
- 投資話の裏側に潜む、「巨大な闇」
- 「18歳成人」が奪った、若者を守るための最後の砦
はじめに:「クロサギ」とは何者か?
物語の主人公・黒崎は、孤独で、激しい復讐心を持った詐欺師です。
世の中には3種類の詐欺師がいます。
- 白鷺(シロサギ): 人を騙して金を奪う詐欺師。
- 赤鷺(アカサギ): 異性の心を弄び、身も心もボロボロにする詐欺師。
- 黒鷺(クロサギ): シロサギやアカサギのみを餌とし、彼らから金を奪い、破滅させる詐欺師。
家族を詐欺で失った黒崎は、「シロサギ」を喰い尽くす「クロサギ」として生きています。ドラマ版で黒崎を鮮烈に演じた平野紫耀さんの姿が記憶に新しい方も多いでしょう。
『クロサギ再起動』では、黒崎が、さらに巧妙化した現代の詐欺犯罪に立ち向かいます。

| 書名 | 『クロサギ再起動―18歳新成人詐欺犯罪編―』 |
| 作者 | 黒丸 原案:夏原武 |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行年 | 2022年11月15日 |
| おいとま充実度 | 3.5 / 5 |
この物語を今すぐ手にとるべき3つの理由
1. 上京の「開放感」と「下心」を狙い撃つ最新の罠
田舎から上京し、初めての一人暮らし。
親の目から離れ、「思いっきり羽を伸ばしたい!」という解放感に包まれる春。
そんな大学生の心躍る瞬間こそ、詐欺師たちが最も好む「隙」です。
憧れのサークル活動、キラキラしたキャンパスライフ。
そこへ、魅力的な女子先輩から「飲み会においでよ」と声をかけられたら、男子学生の下心は最高潮に達します。
「自分もついにリア充の仲間入りだ」という喜びと期待を、地獄への招待状へと変えてしまう。
その残酷なまでのリアリティは、読む者の背筋を凍らせます。

2. 投資話の裏側に潜む、想像を絶する「巨大な闇」
最近よく耳にする「ビットコイン(BTC)」や「イーサリアム(ETH)」などの暗号資産。
これらはネット上で取引される「デジタル通貨」のことです。
仕組みを知らない若者に「預けるだけで増える」「これからは暗号資産の時代だ」と吹き込み、投資セミナーへと引き込む。
しかし、その先にあるのは単なる金銭被害ではありません。
その背後には、巨大な「社会の闇の姿」がありました。
その戦慄の展開は、まさに現代社会の鏡です。

3. 「18歳成人」が奪った、若者を守るための最後の砦
2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことで、若者たちが一つ失しなったものがあります。
それが「未成年者取消権」です。
これまでは、親の同意がない契約は後から取り消すことができましたが、今の大学生は自分の意志だけで契約ができてしまい、原則として取り消せません。
本作は、この「法律の変化」を悪用する手口がリアルに描かれています。
契約書にサインすることの重み、そして、一度判を押したら人生がどう変わるのか。
この認識こそが、今を生きる大学生には不可欠なのです。

【実践】物語から学ぶ、自分を守るための対策ポイント
- 「開放感」を「無防備」にしない:上京後の自由は素晴らしいものですが、同時に「自己責任」の始まりです。甘い誘いの裏には必ず目的があることを忘れないでください。
- 「女子先輩の誘い」こそ慎重に:孤独な時期の他人の優しさは、油断につながります。飲み会やセミナーに誘われたら、まずはその団体名を検索するなど、冷静な一歩を。
- 「契約の重み」を親子で共有する:18歳になったら、もう「子供だから」という言い訳は通用しません。本書を読み、契約書一枚が持つ「法的拘束力」の恐ろしさを知っておいてください。
まとめ
- 上京の開放感と男子学生の隙を狙う罠を疑似体験し、キャンパスの闇への警戒心を高める
- 投資話の裏側に潜む「巨大な闇」の存在を知り、安易な誘いを断つ知識を得る
- 「18歳成人」による法的リスクを学び、契約の重みを身をもって理解する
これはただの漫画ではありません。
特に、下宿生活を送る学生さんと、遠くから見守る親御さんにこそ捧げたい「身を守るための必読書」です。
夢いっぱいのキャンパスライフが、一通の契約書で終わってしまわないために。
今すぐこの『クロサギ再起動』を手に取ってみてはいかがでしょうか。
おまろでした。


